中国の原材料加工工場のずさんな衛生管理でダメージを受け、
加工工場も中国から東南アジアにシフトして信頼回復に努めてきた
ハンバーガーチェーン店で、
またしても異物混入という騒動が持ち上がりました(´・ω・`)
最初の中国の加工工場の課題は、食品衛生上あるまじき事ですが、
今回の異物混入は原因は明確ではありませんが、
少し要素が異なると思います。
どんなに品質管理をしっかりしていても、
全世界や日本中に多数の店を持つチェーン店では、
当然大量の商品が販売されており、こうした考えられない事が、
いくら率が低くてもポツポツと発生する事は中々避けられない事だと思われます。
100万個に1個に発生する確率をPPMと言いますが、
工業製品でもPPMオーダーで不良品の流出を防ぐ事は極めて大変で、
各メーカーは必死に努力しているのが実態です。
扱うものが食品であり、工業製品以上に注意は要求されますが、
何億個と生産販売している商品で、
完全にゼロは現実的には考えられないと言ったほうが正しいでしょう。
多くの方は、食堂やレストランで、
髪の毛やちょっとした異物が料理に入っていた経験をされた事が
あるのではないでしょうか???
そうした確立と比較すれば、今回の騒動の発生率は、
それよりも極めて低いものでしょう。
ハンバーガーチェーンには、
原因究明と再発防止の徹底を望むのは当然ですが、
私達消費者も冷静に判断し、
過剰反応しない事も必要でしょう!!
余りにも神経質になり過ぎると、恐くて食べるものがなくなってしまいます。