社員証のカード作成の仕事

会社の総務部で仕事をしているのですが、今社員証のカード作成を担当しています。

あまり深いところまでは言えないのですが、面白く感じたところだけ書きます。

カード作成をするために、まずカード会社の人と打ち合わせしました。

最近は磁気カードだけでは無く、ICチップにも情報が入るそうです。

確かに今のウチの会社の社員証は、入館証的な意味合いの方が強く、前時代的なものです。

最近ではICチップを使って入退室の時間管理や食堂の会計まで出来てしまうそうです。

スイカみたいな感じですね。

でもそれを会社で採用するには各部署への調整も必要なので、

どんな情報を管理してどんな用途に使うのかをまとめてもらいまいした。

1.ビル内の入退場の管理

2.入退室の管理(ドアの解錠など)

3.勤務開始・終了時間の管理

4.社内システムへのログイン認証

5.食堂の会計と連動した給与自動引き落とし

こんな感じです。

この資料を総務部と関係部署へ説明していきます。

基本的に総務部では、どれもサポートは出来そうだ

ということで上司までの承認は得ています。

また、ビル内には今も入退場をカードで出来たり、

ドアの解錠ができたりそういったシステムはあります。

今の自分の会社ではそのたびにカードを変えて行っているので、

今は2枚、多い人で3枚持ち歩いています。

これを統合できるのなら、関係部署への合意も

取りやすいだろうという見解でした。

関係部署の打ち合わせでは、1〜3まではぜひ

統一しようということになりました。

4.についてはカードを読み取らせるパソコン機器が一部にしか

導入されていないので、見送りました。

最後の5.ですが、ビル内の食堂には会計の際に社員証を

読み取らせる機器が付いていて、

ビル内の一部の会社の人たちは使っています。

これは参加している人たちが「使っている人を見てて羨ましい」

という意見が多く、ぜひ実現しようということになりました。

採用された4つの用途について、カード会社との検討が始まりました。

1.〜3.はICチップに埋め込めば簡単だそうです。

最大3枚のカードの情報を1つにすれば良いので、

これはなんとなく僕もそうだなと思っていました。

意外と難しいのは5.で、おまけ機能のようなものなのに、

周辺のシステムの対応が必要だそうです。

確かにカードに情報は載せられても、

給与のシステムと連動しないと難しいですよね。

これはカード会社ではなく、

内部の部署で検討することになりました。

今回の検討で最近のカード作成ではいろんな情報を

詰め込んでいるんだなぁと感心しました。

あとは食堂の会計との連係が一番難しいというのも、

ちょっと意外でした。でも意外とそういうものなのかもしれませんね。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加