ディプロマ自体を持っているより実力が大事

お花、特に洋風のフラワースクールで聞かれる「ディプロマ」と言う言葉がありますね。

これは、昔ながらの日本の華道における、一定のお稽古の課程を終了して、 先生に認定された人がもらえる「お免状」と同じ意味を持ちます。

しかしお花のお免状自体が、ある程度の課程を修了すればもらえるように、 ディプロマもお金を払って受講するだけで取れてしまうものもあります。

つまり、ディプロマは、フラワー装飾1級技能士(国家資格)では無いので、 ディプロマを持っているだけではあまり大きな意味は(ーー;)持ちません。

また、お花はセンスが大きな要素を持つものですから、 ディプロマを持っている人より、実際に素晴らしい作品を活ける人の方が 誰が見ても実力があるということになります。

ただ、ディプロマを取れるスクールも様々で、ただお金を払って 一定の基礎だけの講義を受ければ取れるものから、 受講生にある程度の実力をつけることをしっかりやっているスクールで取った ディプロマとでは、やはり格が(;一_一)違います。

そういったスクールでディプロマを取った人は、実力がついていますから、 ディプロマの有無を言うまでも無いと言っても過言ではありません。
活けた作品を見れば一目瞭然だからです。

ただ、相手に仕事をもらう場合などに、信用してもらう為や箔を付ける意味で 「お花のディプロマを持っています」と言い添えることは出来ます。

仕事を頼む側が、ディプロマを持っていることを条件とする気持ちもわかりますね。

ですから、ディプロマを取得したいなら、それなりにしっかり指導してくれる スクールを選ぶことをお勧めします。
そして、お花が好きならディプロマを取った後も努力を欠かさないことです。

最後に、ディプロマに掛かるお金に付いて…。

特に指導者としての資格をもつディプロマを取った場合ですが、 この場合ディプロマを取ったスクールや先生にその後も 年会費を払うことが殆どです。

この年会費は1000円位から数万円まで、スクールによって 金額が(ーー;)かなりまちまちです…。

お花のプロとしてやっていきたいなら、こういったことも覚えておくと良いでしょう。

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